買取日記
BLOGテーブルウェア・フェスティバル2022に行ってきた
1月29日(土)より開催中の「テーブルウェア・フェスティバル2022」に行ってきました。
テーブルウェア・フェスティバルとは?
日本の名窯から海外ブランドまで、世界の器が集まる国内最大級のイベント。1993年から毎年開催されて、毎年25万人以もの来場者が訪れるテーブルウェア業界の一大イベントです。
去年はコロナの影響でオンラインのみの開催でしたが、今年は例年通り東京ドームシティで開催となっています。さらに、去年と同じくオンライン版も同時開催(500円)!(※会場入場者はチケット裏面に記載のシリアルコードを入力すればオンライン版の入場無料)
第30回の特集企画はこちら
- 特集企画1:Quality of Life 〜華ある洋食器〜
- 特集企画2:華やぎの白・深みの黒 〜薩摩焼〜
- 特集企画3:グラスを愉しむアペロタイム
10:00に会場近くに着いたらもの若い女性がいっぱい集まってて驚いたのですが、別のイベント(ヒプノシスマイク)目的でした。テーブルウェア・フェスティバルの入場口は全然並んでませんでした。
テーブルウェア・フェスティバル2022 レポート
今年も洋食器中心に見てきました。個人的に印象に残ったものを紹介します。
特集企画1:Quality of Life 〜華ある洋食器〜
コロナの流行は収まる気配はなく、暗いニュースが続く毎日ですが、「豊かな日常」「日常をもてなす」「華あるうつわと暮す美しい日常」をコンセプトに、6つの有名ブランドの華やかで美しい、心ときめく洋食器が終結!
まずは、フランスのベルナルド。ノートルダム寺院、モンマルトル、凱旋門、エッフェル塔など、パリの名所をモチーフにした『TOUT PARIS(トゥ パリ)』のテーブルセットです。
こちらはシャガールの地中海時代の作品がベースになった『LES BOUQUETS DE FLEURS DE MARC CHAGAL(マルク・シャガール ブーケ・ドゥ・フルール)』です。アート爆発ですが、名前が長い(汗
お次はハンガリーのヘレンド。名作『インドの華』をメインしたテーブルセット。今回のテーブルウェア・フェスティバルの表紙にもなっています。
ペルシアの皇帝に献上されたという『トゥッピーニの角笛』のテーブルセット。グラスはモーゼルの『マハラニ』、カトラリーはクリストフルの『オセアナ』かな。
こちらはアポニーの新色『アポニー・ブラック・プラチナム』。従来の金彩もダンディーでしたが、プラチナ彩は凛とした感じがいいですね。和・洋・中あらゆるシーンに調和するオールラウンダーです。
こちらはドイツのKPMの『フィールドブルーム』。白磁に立体感のあるレリーフに、ハンドペインティングで可憐な草花が描かれています。
こちらはフランスのリモージュ焼きの名窯、ロール・セリニャックの『パラティーン』。ハンドペインティングだけを行うリモージュ工房としてはパリに唯一残る工房なんだとか。
お次はフランスのレイノー。こちらもリモージュを代表するブランドのひとつ。
大胆なエンボス加工が特徴の『イタリアン ルネッサンス』。左上の6段スタンド(エルキューイ)もかわいらしいですね。
18世紀中国(乾隆帝の時代)の絵柄をリデザインした『ハルモニア』。エキゾチックなデザインがいいですね。
ラストはイギリスのウェッジウッド。こちらは『アンセミオン』の新色の『アンセミオン グレイ』のテーブルセット。ブルーもステキですが、こちらも渋くてステキですね。
イギリスの美しい草花と昆虫とともにハチドリ(ハミングバード)が描かれたシリーズ。これはこれでステキですが、ハミングバードって以前にも同じシリーズ名のありますよね。どうすればいいの?
ラグジュアリー マグ コレクション
いろいろなブランドのマグが終結。華やかなマグでラグジュアリーなひとときを!数年前に買ったアラビアのマグをずっと使ってますが、なかなか買い換えるタイミングって難しいですよね。複数用意してその日の気分でマグを変えてみるにもいいかも。
特集企画3:グラスを愉しむアペロタイム
「アペロタイム」ってなに?と思って調べてみたら、「アペロ」とはフランス語の「アペリティフ(apéritif)」の略で、食前酒のことですが、ちょっとしたおつまみで軽く飲むことを「アペロ」というそうで。へー。
オーストリアのガラス工芸メーカーのロブマイヤー。最初に目にとび込んできたシャンデリア(メトロポリタンD–13)がもうステキ過ぎ。
葉のイラストが入った『Beautiful Numbers(ビューティフル・ナンバーズ)』のタンブラー。
グラナダのアルハンブラ宮殿の花瓶に描かれた絵にインスパイアされたという『Alhambra(アルハンブラ)』のタンブラー
著名人のテーブルセッティング
毎年恒例の著名人のおもてなし空間。今年もすごかった。
まずは、黒柳徹子さん&田川啓二さんのテーブル。毎年ド派手でインパクトありますが、今年もゴージャス!
こちらも独特な世界観、雅楽師の東儀英樹さんのテーブルです。マスクのコレクターとのことで、周囲をマスクに囲まれています。これは全然落ち着けなそう…。
一方、激渋路線の石坂浩二さんのテーブル。昭和ですな。
そして、最後は小倉優子さんのテーブル。テーマは『優子の不思議なお部屋』だそうです。
お酒を愉しむ器と食卓コンテスト
一般の方によるテーブルコーディネイトのコンテスト。一次審査を通過した作品が展示されており、来場者の投票が最優秀賞が決まるそうです。
なんだか、渋めのテーブルが多いような…
全部ではないですが、いろいろ写真に撮ってきたので、flickrにアップしてあります。
Tableware Festival 2022 | Flickr
イベント情報
イベント名 | テーブルウェア・フェスティバル2020 |
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開催期間 | 2022年1月29日(土)〜2月6日(月) |
開館時間 / 休館日 | 9:00〜19:00(最終日は18:00まで) |
会場 | 東京ドームシティ |
ホームページ | https://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/ |