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販売チャンネルの振り返り（2022年）

「買取チャンネルの振り返り（2022年）」に続きまして、販売チャンネルの方も振り返ってみたいと思います。

販売チャンネルは、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!ストアの販売データを元に集計しています。実際の数字を載せるのは露骨なので、オブラートに包んで「シェア（%）」のみとなります。

こちらは過去記事（直近3年）です。

2022年は、買取チャンネルの不調の影響で、販売チャンネルもダウン気味でした。買取と同じく特に後半伸び悩びませんでした。

詳しくデータを見てみたいと思います。

男女別シェア（注文件数）

性別	2020年	2021年	2022年
男性	36.8%	31.1%	30.0%
女性	50.3%	66.9%	63.8%
法人	12.9%	2.0%	6.1%

男女比は変わらずですが、法人ユーザーが微増しています。コロナ禍で活動停止中だった輸出代行系の会社が活動再開しているようです。

テレビでリサイクル系の企画を見る機会が増えました。リサイクルへの抵抗感が減って市場が活性化することはありがたいことです。ただ、テレビは演出もあるので…

デバイス別シェア（注文件数）

デバイス	2020年	2021年	2022年
デスクトップ	30.3%	33.4%	32.6%
スマホ	61.8%	61.8%	63.5%
タブレット	7.9%	4.8%	3.9%

年々、スマホユーザーの比率が増えています。スマホでの使いやすさ優先で改善していかないとですね。

カテゴリ別シェア（注文件数）

カテゴリ	2020年	2021年	2022年
洋食器	76.3%	73.7%	78.2%
銀食器・カトラリー	6.5%	6.6%	4.3%
クリスタル・ガラス	5.8%	6.6%	7.2%
フィギュリン	2.6%	5.1%	4.6%
インテリア・雑貨	7.6%	7.5%	5.5%
アクセサリー	1.8%	0.5%	0.3%

「洋食器」がメインなのは変わらず。次点は「クリスタル・ガラス」、「インテリア・雑貨」となりました。「クリスタル・ガラス」は買取点数こそ4位だったのですが、バカラやモーゼルなど人気ブランドのお品物が多く、すぐに売れていきました。一方、「銀食器・カトラリー」は買取点数は2位だったのですが、即売とはいかなかったようです。そういえば、クリストフルの在庫結構あるけど、あまり売れてませんなー。

ブランド別シェア

注文件数別ベスト10

順位	変動	ブランド	注文件数
1位	–	ウェッジウッド	17.9%
2位	↑	リチャード・ジノリ	10.1%
3位	↑	ヘレンド	9.4%
4位	↓	スポード	7.8%
5位	↑	ロイヤル・クラウン・ダービー	4.6%
6位	↑	バーレイ	4.3%
6位	–	マッピン＆ウェッブ	4.3%
8位	↑	バカラ	4.1%
8位	↓	ロイヤル・コペンハーゲン	4.1%
10位	↑	ロイヤル・アルバート	3.9%

1位は不動の「ウェッジウッド」ですが、2位「リチャード・ジノリ」、3位「ヘレンド」となっています。「ゲーベル」「ロイヤル・ドルトン」「クリストフ・ウィドマン」が圏外になって、代わりに「バーレイ」「バカラ」「ロイヤル・アルバート」がランクインしてきました。

金額別ベスト10

順位	変動	ブランド	注文件数
1位	–	ウェッジウッド	16.6%
2位	↑	ヘレンド	14.5%
3位	↑	バカラ	7.4%
4位	↓	リチャード・ジノリ	6.9%
5位	↑	ロイヤル・クラウン・ダービー	6.6%
6位	↑	マイセン	5.4%
6位	–	ロイヤル・コペンハーゲン	5.0%
8位	↑	マッピン＆ウェッブ	4.0%
8位	↓	スポード	3.7%
10位	↑	ミントン	2.3%

販売金額でみると「ヘレンド」「バカラ」がランクアップ、「マイセン」も圏外からランクイン！

お手頃価格の商品が多い「ミントン」も、数で稼いでランクインしてます。「バーレイ」「スポード」は途中で在庫が尽きたかな。