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『欧州陶磁紀行』と『欧州ガラス紀行』

『欧州陶磁紀行』と『欧州ガラス紀行』

洋食器に関する書籍って大きな書店でもあんまりおいてないですよね。そんなときはネットで探すのが一番!ってことで最近見つけた2冊を紹介します。

『欧州○○紀行』と題したシリーズなんですが、陶磁器とガラスの2冊でおしまいのようです。著者がカメラマン兼ライターということで掲載されている写真がすばらしいです。写真だけパラパラながめていても楽しいですが、タイトルに「紀行」とある通り旅行記風になのでサラッと読めます。紹介されている施設の住所や定休日も記載されているので、旅行計画をたてる参考にしてもいいかもしれません。(※情報が古いかも知れませんが)

『欧州陶磁紀行』

ヨーロッパの三大名窯と題して、ドイツのマイセン、イギリスのウェッジウッド、フランスのセーブルにフォーカス。現地の美術館や工場、コレクターの秘蔵のコレクションを辿りながら、その歴史や名作の数々を紹介しています。

マイセン、ウェッジウッドの話はよく見かけますが、セーブルについてはあまり読んだことがないので新鮮でした。去年、『マリー・アントワネット展』にいったときに一部のコレクションを見ましたがオーラがありますよね。

『欧州ガラス紀行』

欧州ガラス紀行 (ほたるの本)

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南川 三治郎
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ガラス編で取りあげられているのは、チェコのモーゼル、フランスのバカラ、オーストリアのロブマイヤーです。陶磁紀行と同じく、博物館や工房を巡りながら、その歴史と名作の数々を紹介しています。

ひとくちにガラスウェアといっても、モーゼルとロブマイヤーは木炭(カリ)を使ったカリガラス、バカラはガラスに鉛を加えてたクリスタルガラスといった違いがあるのですね。

投稿者のコメント

セーブルとロブマイヤーのお品物はまだ当店で扱ったことがないので憧れますね。ぜひいつか取り扱ってみたいものです。

(更新日:2018年06月26日)

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