買取日記
BLOG収録点数813点、美しい写真が魅力の『世界でいちばん美しい皿の図鑑』
なんか良さげな食器の図鑑が発売されたらしい。ってことでポチろうかと思ったら、なんとお値段6,000円オーバー!え〜、ちょっと待った!
本の情報を見つけたのはTwitterでした。
すごいテンション上がる洋食器の図鑑が出版された!とにかく写真が美しい。それもそのはず。サザビーズ等をクライアントにもつ写真家の方がほぼ全てを撮影。
— あみこ☕️(洋食器と料理が好き) (@kanoamiko) September 21, 2021
あとがきにあるように解説は少なめ。でも参考文献が全て外国のものなので新しい知見も沢山いただけた。あー、それにしても美しいお皿が沢山! pic.twitter.com/9LYBhesBxJ
洋食器研究家 / 料理研究家のあみこさんがテンション上げて紹介しているのだから良い本なのでしょう。ちなみに、あみこさんは食器系の出版情報やイベント情報など有益な情報が多いのでオススメです。
でも、6,380円は気軽にポチれる金額ではありません。とりあえず書店で中身を確認してから…と近所の書店をまわったのですがどこも在庫なし!もう信じてポチるしかない!ってことでAmazonでポチりました。
世界でいちばん美しい皿の図鑑
タイトルの通り”美しい皿”に特化した図鑑。マイセン、セーヴル、ウェッジウッド、リモージュ、スポード、ノリタケなど、有名窯からあまり馴染のない窯まで、世界のお皿を美しい写真とともに紹介しています。食器という道具の文化変遷、図柄の解説など、お皿の全てを学べる1冊。
とにかくお皿の写真が美しい!
“美しい皿の図鑑”と銘打つだけあって、とにかくお皿の写真が大きくて美しい!もちろん全てフルカラー(P280)。まるで美術館で作品を鑑賞するようにお皿たちの魅力を堪能できます。
写真はサザビーズやNBCエンターテイメントをクライアントに持つ女性写真家(ロバート・ビーン)が担当ってことでさすがのクオリティ。
813枚の魅力的なお皿たち
有名窯からあまり馴染のない窯(窯元不明も)まで、さまざまなお皿が掲載されていますが、その数なんと813枚!こんなにたくさんのお皿の写真が見られる書籍は他にありません。しかも、それら全て(813枚全部にですよ!)に解説付き!
展示会などの図録でも200〜300点だったりするのでその2倍以上の掲載数ですね。とにかくたくさんの作品を見たいって人にピッタリです。
人気銘柄100がおもしろい
巻末に付録として「人気銘柄100」が掲載されています。リプレイスメンツ社の過去30年分のデータのうち、リクエストが多かった図柄トップ100だそうです。
リプレイスメンツ社のサイト(Replacements, Ltd.)では、価格やシリーズ名(英語)、製造期間などをチェックできるので、私もよく眺めています。
日本では人気と思われるウェッジウッドのワイルドストロベリーやロイヤル・コペンハーゲンのブルーフルーテッドが圏外だったりと、世界の(アメリカの?)ランキングはちょっと違っておもしろいです。
どれくらい知ってるのがあるか挑戦してみましたが、結構知らないのが多いですね(汗