買取日記
BLOGクリストフ・ウィドマンの代表作がいろいろ入荷
珍しいことにクリストフ・ウィドマンのお買取が重なって、代表作が手元に揃ったので記念に記事にしておきます。
クリストフ・ウィドマンとは
1919年、ドイツ南部のフォルツハイムで創業した銀器メーカー。マイスターの熟練した技術により、現在もドイツらしいひとつひとつ丁寧な手作りによる伝統技法が守られています。創業当時から変わらないクラシカルなデザインが、世界中で根強い支持を得ています。
代表作の「ヒルデスハイムローズ」は聖マリア大聖堂の『千年の薔薇』をモチーフにしています。細部まで精巧に作られた銀のバラが見事な逸品で、クリストフ・ウィドマンの高度な技術の証明にもなっています。また、24金メッキが施された「デコラクラシックゴールド」、12ヶ月それぞれの花をモチーフにした「マンスリーフラワー」、中世の楽隊をモチーフに後ろ姿まで丁寧に細工されている「ミュージシャン」など、趣きのあるデザインの凝ったシリーズが揃います。
当店ではクリストフルやマッピン&ウェッブと並び人気があります。
左上はキスする恋人たちがモチーフになったデミタススプーン&フォークセット(シリーズ名不明)、左下はミュージシャンのコーヒースプーンセット、右はデコラクラシックゴールドのティースプーンセットです。
左から、コウノトリがモチーフになったバースデースプーン、帆船がモチーフになったティーキャディー(茶匙)、ヒルデスハイムローズのシュガースプーンです。
まさかクリストフ・ウィドマンの代表作が一度に当店にやってくるとは。あとマンスリーフラワーもあれば完璧だったのですが。
ヒルデスハイムローズはウィドマンだけじゃない?
今回、クリストフ・ウィドマンと一緒にお買取したのがこちら。
クリストフ・ウィドマンのヒルデスハイムローズに似ていますが、こちらKohlbecker Silberwarenfabrik(コールベッカー銀器工場)のものになります。ヒルデスハイムローズのデザインは複数のメーカーで採用されているそうです。
並べてみると微妙にデザインが違います。さて、クリストフ・ウィドマンはどっちでしょう?