買取日記
BLOGブルーフラワーシリーズ(3種類)の特徴
ロイヤル・コペンハーゲンの人気シリーズのブルーフラワー。このシリーズにはプレイン、カーブ、アンギュラーの3種類のデザインパターンがあります。
ブルーフラワーシリーズ
ブルーフラワー(3種)は1780年に発表されました。白磁に、チューリップ、スイセン、ケシ、サクラソウ、ポピー、カーネーションなどの花々が、“コペンハーゲン・ブルー”と呼ばれる独特のブルーの濃淡のみで描かれます。
水彩画のような美しい色調と、可憐な花々の組合せはとても上品で、現在でも高い人気がありますが、既に廃盤になっています。
ブルーフラワーシリーズ3種の特徴
今回はコーヒーカップ&ソーサーを例に比べてみます。
1. ブルーフラワープレイン
名前のとおり、最もシンプルなパターンがこちら。縁にのみ網模様があるだけで、特別な装飾はありません。2012年に廃盤になりました。
2. ブルーフラワーカーブ
白磁部分にリチャード・ジノリのベッキオシリーズのような波模様が施されています。また、大きく描かれた花からくるりとのびた蔓も特徴です。2016年に廃盤になりました。
3. ブルーフラワーアンギュラー
アンギュラーは直線的なシェイプが特徴です。他の2つのパターンとは大分雰囲気が異なります。2002年に廃盤になりました。