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世界三大ブルーオニオン大集合

世界三大ブルーオニオン大集合

前回「ブルーオニオン(青いタマネギ)の世界」に続いて、世界中で50種類以上あるというブルーオニオンの中でも、有名な三大ブルーオニオンを集めてみました。どれがどれだかわかりますか?あれ?でも4つありますね。

世界三大ブルーオニオンとは

一般的には、オリジナルのマイセンを入れて、次の3つが世界三大ブルーオニオンと呼ばれています。

  1. マイセン(MEISSEN)
  2. フッチェンロイター(HUTSCHENREUTHER)
  3. カールスバード(Carlsbad)

マイセン(MEISSEN)版 ブルーオニオン

Blue Onion / Meissen

本家本元、元祖ブルーオニオンがこちら。マイセンの絵付け師J.D.クレッチマーが、1739年にデザインしました。1点1点職人がハンドペイントで描くパターンは、よく見ると筆づかいまで見ることができます。類似品が増え過ぎたため、1985年頃から竹の根元に双剣マークが描かれるようになりました。

カップ、ソーサーともに突起のあるシェイプが特徴です。突起の部分が破損しやすいので中古で購入する際は、指でなぞって欠けがないかチェックしましょう。

フッチェンロイター(HUTSCHENREUTHER)版 ブルーオニオン

Blue Onion / Hutschenreuther

マイセンと同じくドイツのメーカー、フッチェンロイターのブルーオニオンがこちら。1926年にマイセン窯から正式にパターンを譲り受け、独自の銅版転写とハンドペイントで1点1点丁寧に作られています。パッと見の雰囲気はそっくりです。

HUTSCHENREUTHER & MEISSEN

左がフッチェンロイター、右がマイセンです。よくよく見比べてみると竹や蓮の花などの描写に特徴があります。

フッチェンロイターでは、ブルーオニオンをベースに金彩を加えた「ブルーオニオン プレミアム」というオリジナルシリーズも作られています。

カールスバード(Carlsbad)版 ブルーオニオン

Blue Onion / Carlsbad

カールスバードのブルーオニオンは、丸みを帯びたフォルムと濃いブルーが特徴。三大ブルーオニオンの中では最もお求め安い価格帯で、さらに電子レンジや食洗機の使用もOKのタフな作りで人気があります。

チェコのボヘミア地方(カルロヴィ・ヴァリ)にあるチェスキー・ポルツェラン社のドゥビー工場で作られているため、「BOHEMIA」とドゥビーの「D」の刻印があります。ブルーオニオンはドイツ語では”Zwiebelmuster(ツヴィーベルムスター)”と表記されます。

日本のブルーオニオン

世界三大ブルーオニオンはといえば、上の3つが定番となっていますが、なんと日本にも「ブルーオニオン」があるのです!

ブルーダニューブ版ブルーオニオン

Blue Onion / Blue Danube

岐阜にある(株)丸太製陶所が日本古来の染付技法でブルーオニオンを再現した和製ブルーオニオン。さまざまなブルーオニオンがありますが、特に濃いブルーが特徴です。

電子レンジや食洗機の使用もOK!ただ美しいだけでなく、使いやすく丈夫、そしてお求めやすい価格で人気があります。

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