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フラワー・オブ・ザ・マンスシリーズに描かれている花とその花言葉

セレクターズの人気商品(買取も販売も)のひとつ、ロイヤル・アルバートのフラワー・オブ・ザ・マンスシリーズ。今回はこちらのシリーズ(12種類)をまとめてご紹介します。

フラワー・オブ・ザ・マンスとは

Flower of the Month / Royal Albert

イギリスの名窯、ロイヤル・アルバートのテーブルウェアで、「フラワー・オブ・ザ・マンス」の名前の通り、その月を代表する花が描かれた全12種類のシリーズです。カップ&ソーサーが人気ですが、プレートや陶花などさまざまなバリエーションが存在します。残念ながら現在は廃盤となっており状態の良いものは徐々に入手が難しくなってきています。

シリーズのご紹介(花の解説・花言葉)

1月:スノードロップ(SNOWDROPS)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(1月) ティーカップ&ソーサー

1月はスノードロップ。ヒガンバナ科の一種で、内外3枚の白い花びらが特徴です。冬の終わりから春先にかけ花を咲かせるので、春を告げる花として知られています。花言葉は「希望」「慰め」「逆境のなかの希望」「恋の最初のまなざし」。

2月:スミレ(VIOLETS) 

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(2月) ティーカップ&ソーサー

2月はスミレ。春に花を咲かせる野草のひとつ。5枚の花びらからなるラッパのような形状の小さな紫の花が特徴です。都市から山間部まで幅広い地域に生息しています。花言葉は「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」。

3月:アネモネ(ANEMONES)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(3月) ティーカップ&ソーサー

3月はアネモネ。春に花を咲かせる野草のひとつ。花びらは一重から八重までさまざま、色も多種多様な種類があります。アネモネ全般の花言葉は「はかない夢」「薄れゆく希望」「はかない恋」「真実」「君を愛す」「嫉妬の為の無実の犠牲」ですが、特に白は「真実」「期待」「希望」、赤は「君を愛す」、紫は「あなたを信じて待つ」となります。

4月:スイートピー(SWEET PEA)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(4月) ティーカップ&ソーサー

4月はスイートピー。イタリアのシシリー島原産の一年草。甘い香りとパステルカラーで人気があります。花言葉は「門出」「思い出」「別離」。花の形が蝶の飛び立っている姿に似ていることに由来するそうです。春の季語です。

5月:スズラン(LILY OF THE VALLEY)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(5月) ティーカップ&ソーサー

5月はスズラン。別名「君影草(きみかげそう)」「谷間の姫百合」。垂れ下がった小さな白い花が可憐ですが、その花の形が鈴に似ていることがスズランの名前の由来になっています。花言葉は「幸福の再来」「純粋」「純潔」「謙遜」。フランスでは花嫁にスズランを贈る風習があるそうです。

6月:バラ(ROSES)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(6月) ティーカップ&ソーサー

6月はバラ。イギリスの国花でもあり、イングリッシュガーデンには欠かせない花のひとつ。花言葉は「愛情」ですが、色・状態・本数によって意味が変化します。ピンク系だけでも、さくら色は「誇り」、プリティピンクは「かわいい人」、ブライダルピンクは「愛している」、ダークピンクは「感謝」となっています。また、夏の季語にもなっています。

7月:ワスレナグサ(FORGET ME NOT)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(7月) ティーカップ&ソーサー

7月はワスレナクサ。春から夏にかけて薄紫色の美しい花を咲かせるワスレナグサ。花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」。中世ドイツの悲哀物語(恋人のために花を摘みにいって川に落ちて亡くなった青年)の最後の言葉が名前の由来となっています。花言葉もこの物語に由来するそうです。

8月:ポピー(POPPY)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(8月) ティーカップ&ソーサー

8月はポピー。和名は雛芥子(ヒナゲシ)。白、赤、黄などの色鮮やかな花が咲きます。ヒナゲシ全般の花言葉は「いたわり」「思いやり」「恋の予感」「陽気で優しい」ですが、特に赤は「慰め」「感謝」、白は「忘却」「眠り」となります。ケシ科のポピーの実から採れる乳液には入眠や麻酔の作業があり、それが花言葉の由来といわれています。

9月:ミカエルマス・デイジー(MICHAELMAS DAISY)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(9月) カップ&ソーサー

9月はエミカエルマス・デイジー。宿根アスターの一種で和名はユウゼンギク。「ミカエルマス」とはで9月29日にあるキリスト教の祭祀で、この時期に花盛りを迎えることからその名で呼ばれます。花言葉は「恋の思い出」「老いても元気で」「深い愛」「後知恵」。小さな花が群がって次から次へと咲く様子が花言葉の由来となっています。

10月:コスモス(COSMOS)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(10月)ティー カップ&ソーサー

10月はコスモス。ピンク、白、赤などの花を咲かせる秋を代表する野草のひとつ。コスモス全般の花言葉は「少女の純真」「真心」ですが、特にピンクは「純潔」、白は「優美」、赤は「愛情」「調和」となります。

11月:キク(CHIRYSANTHEMUM)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(11月) ティーカップ&ソーサー

11月はキク。「クリサンセマム」はキク属という意味のラテン語名。キクというと墓前の花のイメージがありますが、描かれているのはタンポポのように小花が集まって大輪の花を咲かせる種類のもの。その華やかな姿で、ブーケや髪飾りにも使われたりします。キク全般の花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」ですが、赤いキクの花言葉は「あなたを愛してます」になります。

12月:クリスマスローズ(CHRISTMAS ROSE)

ロイヤル・アルバート フラワー・オブ・ザ・マンス(12月) ティーカップ&ソーサー

12月はクリスマスローズ。「クリスマスローズ」という名前からバラかと思いがちですが、クリスマスの時期に咲くヘレボラスの一種のことを差します。ちょうどその時期にバラに似た一重咲きの白い花を咲かせることに由来します。花言葉は「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」。ちなみに、花びらに見える部分は実は花ではなく萼片(がくへん)という部位だそうです。赤い実はヒイラギの実です。

簡単そうで簡単じゃないコンプリートへの道

このシリーズの恐ろしいところステキなところは、ついつい12種類コンプリートしたくなることです。1つ1つの値段がそれほど高くないのと、全12種という比較的集めやすい数で、手を出しやすいのがポイント。はじめは記念月のものを1つと思って手を出すのですが、いつのまにか1つ、また1つと集めてしまうのです。

ところがそこにはワナがあります。廃盤品なのでヤフオクなどで中古品で集めることになりますが、このシリーズは金彩がとても薄く、油断するとハゲハゲのものを掴まされてしまいます。せっかくなら最高の状態のものを揃えたいですよね。そうなると美品にめぐり逢えるまで何度も同じものを買い求めることに (´;ω;`)ブワッ

フラワー・オブ・ザ・マンスに限らず、シリーズモノは危険です。

投稿者のコメント

個人的には7月の「忘れな草」がお気に入り。

最近、このシリーズのカップ&ソーサーにコレクション魂をくすぐるミニチュア版があることを知りました!ミニチュア版も全部揃えたいッ!

(更新日:2018年10月13日)

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