買取日記

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ビヤマグの蓋はなんのためにある?

そろそろ夏も終わりなせいかビヤマグの買取が何点かありました。その中に金属製の蓋がついたビヤマグがあったのですが、いったいこの蓋はなんのためについているのでしょうか?

蓋付きのビヤマグってどんなの?

フッチェンロイターの蓋付きビヤマグ

最近お買取したのがこちら。ドイツの名窯フッチェンロイターのビヤマグです。ブルーオニオンのペイントが見事です。

ビヤマグに着けられた金属製の蓋

金属製の蓋がハンドルにガッチリ固定されています。レバーで開閉します。

なぜ金属の蓋がついているのか?

ただでさえどっしりと重いビヤマグに、さらに金属の蓋までつけたら重すぎるでしょう。そこまでして着けなきゃいけない理由はなんなんでしょうか。

理由は諸説あるようですが、14世紀にヨーロッパでたくさんの被害を出したペスト(黒死病)などの伝染病の感染防止のためというのが有力なようです。

そういった伝染病の脅威もなくなった現代においても蓋が使われる理由としては、ビールの鮮度を保つため、虫や落ち葉が入るのを防ぐためという説が上げられます。

たしかに口径が大きいので油断してると虫とか落ち葉とか入っちゃうかもしれませんね。酔っぱらってそのまま気付かずゴクリなんてことになったらイヤです(汗

投稿者のコメント

ハイボール党なので、あまりビールは飲まないのですが、ビヤマグってなにか惹かれるものがあります。ただ、見た目はいいけど、重くて使い心地は...

(更新日:2019年07月07日)

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