買取日記
BLOG遺品整理で失敗しないために
ブランド食器に限った話ではないのですが、リサイクル業界で注目されているキーワードの1つに「遺品整理」があります。
遺品整理とは
そのままズバリ、遺品(故人の残した持ち物)を整理、処分することです。遺品を形見分けするもの、売却するもの、廃棄するものなどに仕分け、片付けていきます。その際に、リサイクル業者が不用品をお買取します。最近では遺品整理専門のサービスもあったりします。
遺品整理が注目される理由
故人が苦労して集めたコレクション、思い入れのあるお品物であっても、残された遺族が同じような思いで引き継いでくれるとはかぎりません。そのお品物をいくらで購入したのか、どれくらいの価値があるのかもわからず、整理・処分が優先するため査定額にあまりこだわらないケースが多いからです。
遺品整理で失敗にしないためには
そういった買取側に有利な状況を利用し、相場より格安な査定をしたり、自店に有利な取引をもちかけるところもあるようです。それでは、遺品整理で失敗しないためにはどうすればいいのでしょう。
(1)複数のサービスで相見積する
通常の買取と同じですが、一番大事なことは複数のサービスで相見積をとることです。一社だけの見積ではそれが高いのか安いのか判断ができません。お品物の買取であれば、リサイクル業者もお手伝いできます。
(2)その分野の専門の業者に相談する
何でもお買取してくれる総合的なところより、食器なら食器の専門店、家具なら家具の専門店に相談した方が、正確な査定をしてもらえます。分野ごとに何社も相談するのは手間も時間もかかりますが、大事にされていたお品物ならば、ぜひその価値を最大限に評価してくれるところに相談するのがオススメです。
(3)事前に価値を聞いておく、伝えておく
一番大事なことは、事前にお品物の価値を共有しておくことです。誰に何を残すのか、どのような価値のあるものなのか、売ってしまっていいものなのか、そういったことを日ごろからお話しておくとよいですね。お品物に込められた思いも寄らないエピソードが聞けるかもしれません。