買取日記
BLOG秋の冨山旅(2018年)
10月28日〜30日の3日間、お休みをいただき、富山県に小旅行(帰省)してきました。今回は冨山の秋の名所、黒部峡谷に行ってきました。
黒部峡谷とは
富山県黒部市を流れる黒部川の上・中流にある大峡谷(V字谷)。平均斜度36度、標高差1,500〜2,000mの断崖絶壁など、日本で最も深い渓谷のひとつで、 津軽峽(新潟)、大串渓谷(三重県)と並んで「日本三大渓谷」にも数えられます。また「日本の秘境百選」にも選ばれています。1934年に中部山岳国立公園に指定されました。
黒部峡谷トロッコ電車
そんな黒部峡谷で人気なのが、峡谷の奥まで走る黒部峡谷鉄道のトロッコ電車です。もともとはトンネルやダムなどの工事現場から土砂などを運搬するための車両だったものを観光用に転用。山肌を切り崩して作られた線路は、あるときは断崖絶壁スレスレ、またあるときは川を渡ったりと変化に富み、宇奈月から欅平までの約20kmを1時間かけてゆっくり走ります。
特にこの時期(紅葉の季節)は人気があり、たくさんの人が訪れます。
写真で振り返る黒部峡谷
ここが黒部峡谷鉄道の入り口の宇奈月駅です。温泉もあるのでぜひ一泊しましょう。残念ながら当日は雨、秘境を走る電車なので天候によっては運休もあるのでご利用は計画的に!
さすがは紅葉のシーズン、平日で雨にもかかわらず、お客さんはいっぱいで、すぐに電車は満席に。外国からのお客さんも多いようでした。
トロッコは窓のないオープンタイプと窓付きの車両(リラックスタイプとボックスタイプ)の3種類があって微妙に料金が違います。写真を撮りまくりたかったのでオープンタイプに乗りたかったのですが、雨が降り寒そうってことで全員(両親+嫁)から反対されて乗れず…(未だに後悔が残ります)。
窓に雨がついてうまく撮れない…窓は手動で開けられるのですが、たまたますわった席(ドアの側)だけは窓が空かない仕様で、トロッコに乗ってるときの写真がほとんどありません(涙
エメラルドに輝く黒部川。紅葉は75%くらいでしょうか。もう少し赤があると映えそうです。
見上げると山にはモヤがかかっていて秘境感があります。
終点の欅平駅。雨は降ったり止んだりしつつも、欅平について散策している間はちょっとだけ晴れ間もありました。
写真下部に「欅平駅周辺散策コース」がありますが、今回は「猿飛峡コース」にしました。
川にそって断崖絶壁をえぐった小道を進みます。この時期は涼しいとかいうレベルではなく寒いレベルです。
川の側なので勾配こそありませんが、クネクネと曲がりくねった道が続きます。
30分ほど歩くと猿飛峽展望台に到着です。その昔、猿が川を飛び越えてわったというのが名前の由来だそうです。昔はもっと深い谷だったのだとか。
旅の感想
真っ赤な紅葉!ではなかったけどひさびさに大自然を満喫できました。いつも数十センチのモニター見つめてばかりなので癒されます。両親が言うには。小さい頃にも乗ったことがあるそうなんですが全然覚えてませんね。あらためて秘境を楽しみました。
雨で冷えた体も、日ごろの疲れも、このあと、宇奈月温泉に泊まって完全回復しました。