買取日記
BLOGリサイクルもデータベースを活用する時代
査定額はどうやって決まるのか。熟練の鑑定者が「ウムム!」と唸って決めているわけではありません。
お品物をひとめ見て、「これは誰のいつ頃の作品で…ずばり○○円の価値が!」と査定ができる…そんな熟練の鑑定者もいるのでしょうが、世の中そんな人ばかりではありません。
査定額は過去の相場から決定
ではどうしているかといいますと、一番参考にするのはそのお品物の過去の相場です。過去の相場は言い換えれば、過去の値付けの記録です。値付けには経費や利益も含まれるので、その分は差し引かないといけませんが、お品物のおおよその価値が把握できます。
数件の履歴ではまぐれや間違いも含まれるかもしれませんが、複数の履歴を見比べればかなり正確な予想ができます。過去の相場のなかには熟練の鑑定者による値付けも含まれているかもしれませんね。
求められる相場を読む力
それだけ相場情報が大事な時代なので、オークションの取引履歴を調べられるサービスや、価格比較サービスなどを提供する会社も複数登場しています。他社に相場を知られないように(←他にも理由はありそうですが)売れたら販売価格を隠すところ、自作自演で自分に都合の良い履歴を残すところなどもあり、正しく相場を読む力が求められます。
データベースの活用
外部の相場情報に加えて、セレクターズでは自社の販売情報をデータベース化することで、より正確でスピーディーに査定できる環境を構築しています。
たくさんのお品物の出入りがありインプットするのが大変なときもありますが、データが貯まれば貯まるほど、査定力が上がっていくのが実感できます。