買取日記
BLOG『ヘレンド展―皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯』に行ってきた
パナソニック汐留ミュージアムで開催中の『ヘレンド展―皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯』に行ってきました。
ヘレンド190年余の歴史を7章に分類、各時代の名品とともその変遷を学ぶという構成になっており、約230点もの作品が展示されています。
ヘレンドといえば、シノワズリ(中国趣味)の作品が有名ですが、今回の展示はシノワズリも重要テーマとなっており、重点的に展示されています。
個人的にもヘレンドは最も好きなブランドの1つで、インドの華、ロスチャイルドバード、ウィーンの薔薇、ヴィクトリアブーケなどなど、シリーズは枚挙にいとまがありませんが、一方で、ブランドの歴史はといわれると知らないことも多くそういう意味でも楽しめました。
ヘレンド展のみどころ
その1:展示会入り口で上映中のプロモーション映像がおもしろい
会場の入り口で手前で8分ほどのヘレンドのプロモーション映像が上映されています。1999年に作成された映像とのことですが入場前に観ておくとテンションを上げて臨むことができます。
その2:ここでしか見れない名作の数々
とにかく展示品がすごい!ブダペスト国立工芸美術館、ヘレンド磁器美術館、ハンガリー国立博物館などに収蔵されている歴史的作品(日本初公開作品も)が約230展も終結。あたり前ですが個人レベルでは絶対入手不可能なものばかり。この機会でしか実物を拝むチャンスはありません。チラシに大きく写っている「皇帝」が特にステキでした。
その3:記念撮影コーナーにはあの名作が!
こういう企画展って基本撮影禁止ですが、会場の出口に1ヶ所だけ撮影スポットが用意されています。そして、そこには「牡丹とアポニー・グリーン」と名づけられたテーブルセットが展示されています。
たしかに「アポニー」シリーズもいますが、どうみても主役は「西安の黒」です。
その4:ミュージアムショップが充実!
パンフレットくらいあったら買おうかな程度でむかったのですが、図録はもちろん、ポストカード、クリアファイル、メモ帳、マスキングテープ、カップ&ソーサーまで、いろいろなヘレンド関連グッズが売ってました。
クリアファイルはヴィクトリアとゲデレー柄が売ってたので両方買ってしまいました(@410円)。
マンダリン大好きなんですが、メモ帳になってました(450円)。
ヴィクトリアとヴューヘレンドのマスキングテープ(@400円)。当店でヘレンド商品を購入された方にはこのマスキングテープで梱包予定。
オススメはこちらの図録(2,300円)。展示作品のハイクオリティーな写真と詳細な解説に加え、会場に展示されてたパネルの内容も(たぶん)全て収録されています。289ページフルカラー、厚さ22mmとボリューム満点、これさえあればいつでも自宅で展示会の内容を振り返ることができます。
その他、洋食器関連の書籍などもあわせて、気付いたら諭吉さんが1人行方不明に…
イベント情報
イベント名 | 『ヘレンド展―皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯』 |
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開催期間 | 2018年1月13日(土)〜2018年3月21日(水) |
開館時間 / 休館日 | 10:00〜18:00 / 水曜定休 |
会場 | パナソニック 汐留ミュージアム |
ホームページ | https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/18/180113/ |