買取日記
BLOG秋の富山旅(2017年)
9月25日〜27日の3日間、ちょっと遅めの夏休みってことで、富山県に小旅行というか帰省してきました。今回は富山県のシンボルにもなっている立山に行ってきました。
立山とは
富士山、白山とならび、日本三霊山のひとつに数えられる立山。実は立山という山は存在しません。飛騨山脈北部の雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)の3つの峰の総称して立山(立山連峰)と呼ばれています。標高は雄山が3,003m、大汝山が3,015m、富士ノ折立が2,999mです。
富山県民は小学校高学年になると学校行事のひとつで登山します。
室堂平(むろどうだいら)
今回、登山はしてません。標高2,000m地点にある室堂平に行ってきました。室堂平は立山火山の活動によって形成された溶岩台地の一部で、今でも火山性ガスが噴出している地獄谷、火口湖のミクリガ池やミドリガ池などがある観光スポットです。
室堂平にある室堂ターミナルまでは交通機関(専用のケーブルカーとバス)で移動できます。標高が高いこともあり、9月の後半には紅葉がはじまるということでこのタイミングで訪問してきました。
写真で振り返る立山室堂
富山地方鉄道立山駅
アルペンルート富山側の出発点の立山駅。2Fからケーブルカーが出ています。前日入りして朝8:30頃に着きましたが、平日だというのにすごい人でした。
ケーブルカーのあとは、立山高原バスに乗り換えて室堂を目指すわけですが、そのときできたら進行方向左側の席に座りましょう。仙洞杉、称名滝、弥陀ヶ原、剱岳などの観光ポイントが全部左側に出現します。(下りのときは右側推奨)
室堂平
どこまでも続いているかのような石畳。山頂まであと1,000mらしいけど、果てしなく遠く感じます。正直、まだ紅葉にはちょっと早かったです(汗
運がいいと、特別天然記念物でもあり、富山県の県鳥にもなっている雷鳥が見られるそうです。(今回はいませんでした…)
ミクリガ池
室堂のシンボルともいえる美しい火口湖。ぐるりと1周630mで散歩にもピッタリ。天気が良ければ立山連峰が湖面に映ってキレイです。
今回は入りませんでしたが、池のすぐわきには日本一高所(標高2,410m)にある天然温泉、みくりが池温泉があって日帰り入浴できます。
地獄谷
立山が火山であることがわかる地獄谷。写真では遠くてわかりづらいですが中央付近に有毒ガスが噴き出しているのが写ってます。現在は安全のためこれ以上近づくことができません。それでも遠くまで硫黄の臭いが漂っています。今回は行ってないけど、血の池なんてオドロドロしい名前の池もあります。
旅の感想
今回はまだちょっと紅葉には早かったですが、天気には恵まれて雲一つない立山を間近で堪能できました。ありきたりですが、大自然のなかで過ごすのは気持ちがいいですね。稜線を眺めながら、しばし下界の喧騒のことを忘れて癒しの時間を過ごすことができました。
ちょっと散歩しただけですが山歩きも楽しいですね。次回は山頂目指してみるのもいいかもね。