買取日記
BLOGヘレンドのアポニー・グリーンをはじめ、いろいろお買取しました!
緊急事態宣言解除後、大きな買取が続いて忙しくしていましたが、少し落ち着いたので記事にまとめます。
それでは、最近お買取したもののなかからいくつかを紹介します!
スポードのブルーイタリアン
古代ローマの田園風景がブルーの濃淡のみで描かれたブルーイタリアンシリーズ。1816年にデザインされて以来、200年以上も変わることなく世界中で愛されています。
以前にもコレクターさんからまとめてお譲りいただいたことがありましたが、今回も大量のコレクションから一部をお分けいただきました(写真はその一部)。
200年前のお品物や珍しいコレクションなどを見せていただいたり、製造年度の調べ方なども教えていただいたりと、いろいろ勉強させていただきました。
スポードのジョージアンシリーズ
ブルーイタリアン以外にも、ブルールームコレクションのジョージアンシリーズのカップ&ソーサーとディナープレートをお買取しました。こちらも集めている人が多い人気アイテムです。
レイノーのラファイエット
フランスのリモージュ地方の名窯レイノー。こちらはアメリカ独立戦争で活躍し、フランス国旗の発案者とされているラファイエット候(ジルベール)の名前を冠したシリーズ。ブルーとピンクの小花が規則正しく並ぶかわいらしいデザインです。
ポット、シュガー、ミルク、カップ&ソーサー、各種プレートをまとめてお買取しました。しかも全て未使用とのこと!
ヘレンドのアポニー・グリーン
アポニー伯爵からの急な依頼で「インドの華」をベースにデザインされたアポニー。なかでもヘレンドグリーンで彩ったアポニー・グリーンは、ヘレンドのベストセラーとなっています。
ポット、シュガー、カップ&ソーサー、各種プレートだけでなく、リーフディッシュやジャム/マーマレード、アンピールベース、メッシュプレートなど、いろいろお買取しました。写真に写りきらなかったアイテムや、アポニーだけでなく、アピシウスのハープのアイテムもお買取しました。しかも、それら全て未使用品!
ヘレンドの透かしボンボン入れ
熟練の職人によるオープンワーク(透かし彫り)のボンボン入れ。小さいものでも作業時間は8時間以上かかるそうで、お値段が高いのもしかたがないのかもしれません。
今回のお品物は把手がストロベリーになっていますが、薔薇の蕾や蝶々が把手になったものなどもあります。お菓子を入れるだけでなく、ポプリを入れたりしてもいいですね。
リヤドロのフラワーハンドルカップ
フィギュリンで有名なリヤドロによる、花をモチーフにしたカップ&ソーサー。花の部分がハンドルになっています。持ちにくいのかと思いきや、花びらが指にフィットして、意外と持ちやすいです。
ロイヤル・ウースターのフィギュリン
SPLENDOUR AT COURT(宮廷の輝き?)と題されたシリーズ。そのなかのひとつ「A Royal Anniversary」。世界的彫刻家ジョン・ブロムリーの作品です。