マイセンの草花文皿、ローゼンタールの魔笛など、いろいろお買取しました。

ごぶさたしております。おかげさまで2024年は買取も販売も好調で、ヒーヒー言いながらも夫婦とも元気にやっております。

なにかしたわけではないのですが販売は好調で過去最高なペース。このペースなら在庫も少し減るかなと思ったのですが、買取も負けてはおらず、売れる勢いより補充される勢いが優勢。すでにお品物を保管するボックスは、自室から廊下へはみ出し、現在はリビング壁際をじわじわと侵食しております。どんどんリビングが狭くなっています（涙。

さて、そんなありがたい日々から、いくつかのお品物をピックアップして紹介します！

ロイヤル・ドルトンのイングリッシュ・ルネサンス

セージグリーンの帯を背景にゴールドで植物模様が描かれたエレガントなシリーズ。ウェッジウッドのコロンビアセージグリーンに似ていますね。

写真には一部しか写っていませんが、通常6人前のところ、こちらは倍の12人前のフルセットをお譲りいただきました。本場イギリスで購入とのこと。

ロイヤル・クラウン・ダービーのオールドイマリ

19世紀初頭、日本の伊万里様式との出会いから誕生したシリーズ。全体に贅沢に施された眩いばかりの金彩が美しい豪華絢爛な一品。こちらも写真に写っているのは一部のみ。本場イギリスで購入とのこと。

写真右下のティーカップ＆ソーサーはカップの内側にもびっしりと装飾が施された最高級のエリザベスシェイプです。

ローゼンタールの魔笛（ゴールド）

モーツアルトのオペラ『魔笛』の一場面をレリーフで再現した、ローゼンタールの代表作。デザインはデンマークの芸術家ビョルン・ウィンブラッド（1918〜2006）。線画でも色絵でもなく浮き彫りだけで再現されたレリーフは、“世界のテーブルウェア史上に残る傑作”と呼ばれています。

魔笛はゴールドの他に、ホワイト、ブラックも販売されていますが、ゴールドは圧倒的な存在感です。

ロイヤル・アルバートのフラワー・オブ・ザ・マンス

1月〜12月までその月を代表するお花が描かれた華やかなシリーズ。お求め安い価格もあって当店でも人気のシリーズです。

人気のティーカップの他、16cmプレート、デミタスなどもお買取したのですが、残念ながら5月（私の誕生月）と10月はありませんでした。3月と6月は複数あったのに…

マイセンの草花文皿

桐箱に入ったマイセンのお皿セット。絵柄はベーシックフラワーの二つ花、6枚とも絵柄が異なります。さらにメッシュ（透かし彫り）加工も施された豪華仕様。ただし、スクラッチあり。

スクラッチはブロンドロゴである双剣マークにではなく、9時方向にある青線につけられています。それは何を意味するのでしょう？

スポードのカンタベリー

透き通るような白磁に紫のツリガネソウが描かれた上品で可憐なシリーズ。波うつような美しいチェルシーシェイプの一品です。主張し過ぎないデザインなので他のシリーズとの組み合わせやすいのもポイントです。

こちらは箱入り（未使用品）のフルセット！写真は一部です。もうこんなすばらしいコレクションは2度と入手できないのじゃないかという絶品です。今なら箱買いできちゃいます（笑