買取日記
BLOGエインズレイのオーチャードゴールド、スポードのスタッフォードフラワーなど、いろいろお買取しました!
あっというまに5月もおわりですが、5月はいつもの2倍くらいお買取がありました!
キーワード順位が少し上がったのに加えて、4月からの持ち越しもあって、5月は非常にたくさんのお品物をお買取させていただきました。しかも、いずれも名品ばかり。買取は絶好調でした。一方で販売は… (:3 」∠ )
それでは、最近の買取のなかからいくつかをピックアップして紹介します。
ジョルジュ・ボワイエのペルサーン
フランスのリモージュ地方の工房の一つ、ジョルジュ・ボワイエのペルサーンシリーズ。非常に薄い白磁に色とりどりの小花が描かれています。和名は“ペルサーン”ですが、英名は“Diademe Princess”で“プリンセスのティアラ”的な意味になるのかな。
少しづつ収集したという大切なコレクションをお譲りいただきました。責任を持って次の方にお繋ぎします!
ウェッジウッドのカーゾン
ブルーの大理石のようなマーブル模様と金彩が施されたエレガントなシリーズ。色違いでランボーンもありますがどちらも廃盤になっています。
伝統的な装飾ですが、ロイヤルブルーの差し色が爽やかで、重くなり過ぎないカーゾンはさまざまなシーンにマッチしそうな気がします。
レノックスのハンコック
“大統領が使うのにふさわしい特別な”という意味が込められたプレジデンシャルコレクション。こちらのハンコックもそのひとつ。レノックスの特徴であるアイボリーの素地に、ブラックとゴールドの帯、そしてパールを模したエナメル装飾がエレガントなシリーズです。
ハンコックの由来はジョン・ハンコックですかね。アメリカ独立宣言書に最初に署名した人物で、さらにサインの中で大きく目立ったので、アメリカでは「ジョン・ハンコック」が「サイン」の代名詞として用いられることもあるそうです。
スポードのスタッフォードフラワーズ
銀器をイメージしたスタッフォードシェイプと大きく描かれた草花が美しいシリーズ。白一色のスタッフォードホワイトもステキですが、やはり花があるとより華やかです。
スタッフォードホワイトもそうですが、人気海外ドラマ『ダウントンアビー』にも登場してましたね。
続・デミタスいろいろ
先月に続き、デミタスコレクションをお譲りいただきました。有名シリーズもあれば当店でははじめてお迎えするものまで。新鮮です!
ヘレンドのウィーンの薔薇
1864年にヴィエナ窯が閉窯された際に、皇帝フランツ・ヨーゼフの命でヘレンドが継承したパターンのひとつ。立体的に描かれた薔薇や繊細に表現されている葉や茎は、ヘレンドの熟練したペインターの技を心ゆくまで楽しめます。
ピンクの薔薇がメインモチーフですが、深いグリーンの帯がシックで幅広い年代にマッチします。
エインズレイのオーチャードゴールド
鮮やかなイエローと金彩をベースに、豊かに盛られたフルーツが描かれたオーチャードゴールド。実りあるフルーツの収穫を祝ったゴージャスなシリーズです。
1客でも華やかですがこれだけそろうとなにやらオーラを感じます。大切に保管されていたそうで、非常に状態の良いお品物でした。