ロイヤル・コペンハーゲン フローラダニカ 28cmオーバルボウル（Phaca alpina Müll）

"世界一豪華なディナーセット"とも言われるロイヤル・コペンハーゲンの不朽の名作、フローラダニカシリーズの28cmオーバルボウル。

フローラダニカは、1790年頃にロシアの女帝エカテリーナ2世のへの贈り物として制作が開始されたシリーズで、同名の植物図鑑の絵を描いたアーティストが絵付け師に任命され、エカテリーナ2世の死によって中断されるまでの12年間に1802点もの作品を描きました。それらオリジナルの作品は現在も国宝として保管されています。現在も同じ植物図鑑を手本に、一点づつ職人が最高の技法で描き続けています。

約700種類の植物の絵柄があるなかでも、こちらは裏面に"Phaca alpina Müll"と書かれており、マメ科のハーブの一種のようです。オーバルボウルはサラダなどのサービング用ですが、深さもあるので汁物などにも対応できます。

大変美しいお品物ですが、縁の一部に修復跡（突起2個分）があります。突起部が破損したのを修復したのだと思われます。金彩も復元されておりパッと見では目立たないよう上手に修復されいます。